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椎間板ヘルニアってなに?
こんにちは。
西東京市 保谷 春風堂接骨院(整骨院・整体院)の嶋野です。
気温が段々と低くなってきましたね。最近はぎっくり腰と風邪を引きやすい時期になっていますので体調管理をしっかりとしていきましょう。
さて、皆さんは椎間板ヘルニアはご存知でしょうか?よく耳にしたことはあるけど、いまいちよく分からないという人が多いのではないでしょうか?
今回は椎間板ヘルニアについて説明していきたいと思います。
そもそも、椎間板って何?腰にありそうだけどどこにあるか詳しくは分からないという方もいらっしゃると思いますので、椎間板が一体どんなものかということからお話ししたいと思います。
首から腰まで背骨が繋がっていますが、椎間板とはその背骨と背骨の間にあるクッション材のようなもので、軟骨で出来ています。椎間板の中心には髄核と言ってゼリーのようなものが入っていて、この髄核がある事によってある程度の背骨の動きが出来るようになっています。
この髄核が椎間板から出てしまったことを椎間板ヘルニアと言います。ヘルニアの意味が「本来あるべきところから突出した状態」のことです。なぜ出てしまうかというと、椎間板の軟骨に亀裂が生じその亀裂から中にある髄核が飛び出てきてしまうのです。その飛び出した髄核が背骨と背骨の間から出てくる神経を圧迫して神経症状がでてきます。
症状は神経経路に沿った強い痛みや痺れ、ひどい人は電気が走るような痛みなどがあります。代表的なものが坐骨神経痛になります。
椎間板ヘルニアの発症しやすい年齢は20代~30代です。なぜかというと、活動量が多いからです。スポーツや重い荷物など持った際に発症しやすいからです。
もう一つの理由としては、若年者は椎間板の水分量が多いからです。先ほど説明させて頂いた髄核の水分量が多いと椎間板ヘルニアになりやすいです。逆を言うと、高齢者は髄核の水分量は減ってきているので椎間板ヘルニアにはなりにくいといえます。
高齢者でレントゲンを撮っただけで椎間板ヘルニアと診断された方は要注意です。
椎間板ヘルニアかどうかを調べるにはMRIを撮り画像で見ないと確実に判断できません。お医者さんでレントゲンのみで椎間板ヘルニアと言われた場合は本当に椎間板ヘルニアかどうかは分かりません。椎間板ヘルニアではないのに椎間板ヘルニアと言われている方は多くいらっしゃるので、気になる方はMRIの画像検査が出来る病院で検査をされた方が良いと思います。
当院での腰椎椎間板ヘルニアの施術方法は患者様の状態によって変えていきます。発症したばかりの急性期にはアイシングや操体法など、患部は基本的には触らずに施術していきます。
急性期を過ぎたものであれば当院で行っているバキバキしない矯正法の「SPAT」を行い、他にはマニュアルメディスンで患部や痛みや痺れが出ている場所の施術も行っていきます。そうすることで骨盤を正しい位置に整え椎間板にかかる負担を軽くし、症状の出にくい身体にしていきます。
MRIの画像検査でヘルニアと言われた方で、痺れや痛みの原因がヘルニアでないことがあります。この場合は筋肉の緊張が強すぎたり、骨盤の歪みによって症状が出てきます。
当院ではしっかりとカウンセリングをし、患者様の状態に合わせて施術を行っていきます。
椎間板ヘルニアと言われた方でなかなか良くならない方はぜひ一度当院の施術を受けてみませんか?
本記事は厚生労働省認可の国家資格:鍼灸・按摩マッサージ指圧師 嶋野 健児(しまの けんじ)が監修しています。
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